日頃、アクティビティ時の昼食は、保護者やボランティアで作ることが多いのですが、食育の一環として子どもたち自身で料理をすることもあります。
今回は野菜たっぷりのルンピア(Lumpia)という揚げ春巻きを作りました。
子どもたちが皮を剝いているのは、チャヨテ(Chayote)という「ウリ」です。
フィリピン には中国やスペインの影響を受けた料理が数多くあります。
フィリピンの伝統料理、ルンピアも中国の影響を受けた料理のひとつです。
近くの河原や裏庭で薪を調達します。
ライスペーパーで具を包みます。
普段から家の手伝いをしている子どもたちにとって、料理は手慣れたものです。
薪の火にかけたフライパンで揚げます。
バナナの葉に料理を乗せ、手で食べるという豪快で伝統的なスタイルで食事しました。
きちんと1日3回の食事が摂れていない家庭の子どもにとって、アクティビティ時のランチはバランスの取れた食事をみんなでお腹いっぱい食べる貴重な食事です。
栄養面でサポートをしながら、子どもたちの地域の食文化に対する理解を深めるために、今後も食育を進めていきます。