保護者がアクティビティ後の昼食として、ルガウ(lugaw)というおかゆを準備してくれました。
フィリピンにはチャンポラードというチョコレート味のおかゆなど、いろいろなおかゆがあるのですが、今回は野菜入りの普通のルガウです。
フィリピンではチキンとご飯が大人気で、ジョリビーやマクドナルドなどのファスト・フード店でもフライド・チキンとライスとコーラのセットが定番です。
フルーツはふんだんにありますが、新鮮な野菜は比較的高価で手に入りづらいこともあり、特に貧困層の人たちは野菜をあまり食べないようです。
貧困層の家庭では十分なおかずが準備できず、少しのおかずでご飯をたくさん食べることもあります。
また、家庭が貧しいために、日頃から1日2食しか食べられず空腹を我慢している子どももいます。
そこでアクティビティーの日には、お腹を空かせることがないよう昼食をみんなで食べています。
成長期の子どもたちがバランスの良い食事を摂れるよう、保護者に対する栄養指導を続けていくことも必要だと考えています。